緊急事態宣言下の学習で塾長が思った事

はじめに

 

先生の代わりにご家庭で英語や算数を教えて下さっている保護者様、採点してミス直しもさせて下さっている保護者様、有難うございます。そして何より、この不満足極まり無い指導態勢のもと、学習に“空白”や“停滞”を生まないよう、お子様をアイキャンに通わせ続けて下さっている全保護者さまに、心より感謝申し上げます。

 

緊急事態宣言の後、お子様たちに通常の形態で学習をご提供できないことに対し、心苦しい日々が続いておりました。中でも私の一番の心配事は、教室の先生たちの指導や暖かい声掛けが得られない状態の中で、一人、自宅学習を進めていくことを余儀なくされた生徒さんたちの学習状況でした。

 

そもそもアイキャンの指導方針は、先生が側にピッタリついて手取り足取り教えることではなく、「最小限のヒントを得るだけで、自力学習ができる生徒」を育てることであります。図らずも、今回生徒たちは「教室の先生から最小限のヒントすらもらうことなく、自力で学習を進めていく経験」をすることになってしまいました。 

 

直接手渡しで…或いは郵送で…教室に回収される学習済みプリントの山々。生徒たちのがんばる量の多さに、嬉しい悲鳴をあげながら、先生たちは手分けして自宅に持ち帰り採点しました。教室で直接指導が出来ない分、採点する際には、ミスした部分の説明やコメントを、たくさん書き込んでくれました。

 

こうして緊急事態宣言から1ヶ月過ぎた頃、私は心配するのをやめました。子供たちの学習量と逞しさが私の予想をはるかに超えていたからです。宿題交換だけなのに着々と進度を上げる子たち…私は指導者として今や生徒たちをすっかり見直しました。

 

一方、アイキャン学習をしている生徒の身内として、学校にも通えない不安な日々の中、「毎日やるべき一本筋の通った学習手段を持っていることへの心強さ」も実感出来ました。いずれも通常では得難い貴重な体験です。